*「みんなでわいわいワイン会in札幌」ワイン会情報*

第82回ワイン会「第2回日本ワインは熟成するのか?2002ヴィンテージ日本ワイン飲み比べ会」参加者募集中です♪ 
詳しい内容に関してはhttp://nob916.blog10.fc2.com/blog-entry-946.html
をご覧ください。

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余市 サッポロワインのピノ・ノワールはこの畑から生まれました ヒロツヴィンヤード

こんばんは。
今日すごい雨でしたね。
皆様のお住まいのところは、
大丈夫でしたでしょうか?
各地で収穫間近というのに、
こんな雨が降ってしまい、
各地の栽培家さんの畑が非常に心配です。
何事もないことを
お祈りいたします。

一昨日からはじまった
プチ特集!
「余市のプロのブドウ栽培家サンを訪ねる」。
2回目の今日は、
サッポロワインさんの契約栽培家さんで、
20年以上ワイン用葡萄栽培1本で、
暮らしてきている弘津さんをご紹介します!
7ヘクタール強の栽培面積を誇る
弘津さんの畑からは、
海外のワインコンクールで金賞を受賞したワインや、
これからが楽しみなあの品種のワインまで、
さまざまな葡萄が育てられています♪
今回、ご主人とご子息に
お話しを聞かせていただきながら、
畑を案内していただきました。
改めてお伺いした畑は、
「ヒロツヴィンヤード」さんです。

IMG_5946.jpg

名前 ヒロツヴィンヤード
住所 北海道余市町

※  弘津さんは普通のブドウ栽培家さんですので、
   住所等の公開は控えさせていただきます。
   そして、こちらの栽培家さんに限らず、
   ブドウ栽培は普通の農家さんが
   やっていらっしゃるのがほとんどです。
   訪問する際には細心の注意を払い、
   必ずアポをとってから訪問するようにしましょう。


弘津さんの畑には、
去年の春にお伺いしたとき以来でした^^;
去年の春に訪問したときの様子は、
こちらをご覧ください^^

現在ヒロツヴィンヤードさんは、
IMG_5940_20100927205633.jpg
ご主人の弘津敏さんと息子さん、
そして敏さんの奥様の三人で、
畑の管理をしているそうです。
ご主人の敏さん、
まさにこだわりを持った
匠といった感じがしますよねー!
息子さんもお父さんにそっくりで、
真っ黒に日に焼けていて、
常に葡萄と向き合っているというのが、
ひしひしと伝わってきました。

長年の経験を元に葡萄を育てるお父さんは、
息子の新しい考えを参考にしていると言い、
新しい考えを活かして葡萄を育てている息子さんは、
父がやっているお手伝いをしているだけです。
とおっしゃっていて、
お互いをリスペクトしている様子が、
非常にすばらしい親子だなぁと、
うらやましく思いながら、
その様子を見させていただきました^^

まず最初に見せていただいたのは、
IMG_5894_20100927213912.jpg
サッポロワイン グランポレール 北海道ケルナー辛口 2009

こちらのワインの原料となっている、
弘津さんの畑を代表する品種、
ケルナーの畑です。

ケルナーの畑は、
IMG_5970.jpg
二段になっており、
上の段には、
IWSCで金賞を受賞したこともある、
「グランポレール北海道余市ケルナー遅摘み・芳醇」や、
「グランポレール 北海道余市ケルナー登町収穫」などといった、
高級なワインの原料となるケルナーが植えられており、
下の段に、
「グランポレール北海道ケルナー辛口」などといった、
スタンダードな価格帯の原料となる、
ケルナーが植えられています。

弘津さんの畑の大きな特徴は、
IMG_5960_20100927205659.jpg
余市で一番といっても良いぐらい、
垣根と垣根の間の通路が
きれいに草刈りされていることです。
お話を聞くと、
通路の草刈りを丁寧に何度もなさっているそうです。
その理由は、
主に風通しを良くして、
葡萄の周りの湿気を無くして、
病気などが広がらないように
しているとのことでした。
栽培家さんの中には、
この草刈りをあまりしない方もいらっしゃるので、
本当に栽培家さんによって、
考え方がいろいろなんだなぁと、
改めて感心しました。

ケルナーの樹は、
IMG_5952.jpg
樹齢20年以上のものもあり、

そんな樹には、
IMG_5953_20100927205632.jpg
たくさんのケルナーの房が、
なっていました。

ちなみに先ほどご紹介した上の段の畑では、
サッポロワインさんが見に来て判断したときには、
この沢山なっている葡萄を
あえて半分落として、
残った葡萄の房に栄養を集中させるそうです。
そうして凝縮した葡萄が、
「登町収穫」や「遅摘み・芳醇」用の
葡萄となっているそうです。
そのため、そうしたときの葡萄の卸金額は、
収量ではなく、
栽培面積で計算されているそうです。

そんなケルナー、
了解を頂きつまんでみました。
IMG_5954_20100927205659.jpg
早速食べてみると、
ケルナーらしい香りはあまりしませんでしたが、
生食用葡萄の香りとはまったく違う、
さわやかな香りがしました。
かなり甘さがあるのですが、
酸がしっかりしているので、
とってもおいしいです♪
生食用葡萄に比べて、
皮が薄く種が多かったです。

そんなケルナーですが、
実は去年今までになかったぐらい多くの樹が、
「蔓割れ病」に感染してしまい、
上の写真のようにたわわに実っている樹が、
いつもの年に比べて、
かなり少なくなってしまったそうです。
蔓割れ病に冒された樹からは、
房の数が激減し、
場合によっては一房もならない樹もあるそうです。
具体的な改善策が、
まだ見つかっておらず、
余市の栽培家さんの中では、
植え替えたほうが早いという意見が出ているそうです。
栽培家の皆様が、
これからどうしていくか、
どうなっていくかを、
非常に注視していきたいと思います。

続いて見せていただいたのが、
IMG_5365.jpg
サッポロワイン グランポレール 北海道ツヴァイゲルト・レーベ 2008

北海道を代表する品種、
ツヴァクライゲルト・レーベの畑です。

早速、樹を見せていただくと
そこには
IMG_5941.jpg
たわわに実った、
ツヴァイゲルト・レーベが
沢山なっていました。
けれどもこちらにも、
蔓割れ病の影響は、
多少出ているようでした。

こちらも許可をいただき、
摘んでみました。
IMG_5943_20100927205633.jpg
口に入れると、
酸と甘みのほかに、
黒葡萄らしい渋みが後味に、
若干感じます。
けれどワインにしたときよりは、
柔らかいです。
ケルナーよりは酸もおとなしく、
収穫も早そうな感じでした。

続いての畑は、
IMG_2640.jpg
サッポロワイン ポレール 北海道余市バッカス遅摘み 2007

今年初リリースされた、
バッカスの畑です。
今までもワインは作られていたのですが、
スーパー限定だったり、
デパート限定だったりしたので、
ようやくの全国発売でした。

こちらの樹も、
IMG_5961_20100927205658.jpg
10年以上たった、
たくましい樹ばかりで、

IMG_5962.jpg
立派な房がなっていました、
ケルナーに比べると、
房が小ぶりのものが
多かった感じがしました。

写真には撮ってませんが、
こちらも摘ませていただいたところ、
まず香りが今まで食べた品種よりも、
かなりフルーティで、
マスカットのようなバッカス特有の香りを
強く感じました。
味わいも一番酸がおとなしく、
甘さがしっかりとしていて、
もう収穫してもよさそうな感じがしました。
聞くとやはり品種の中で、
一番最初に収穫を始めるそうです。

そして、5年前に新しく植えた品種が、
IMG_0316_20100927213912.jpg
サッポロワイン グランポレール 北海道余市ピノ・ノワール 2008

ピノ・ノワールです。
栽培2年目の2007年に樹勢が強く、
葡萄をならせて収穫されたものが、
初ヴィンテージでワインとなり、
帝国ホテルがすべて買い取ったという
伝説のワインです。

畑は、
IMG_5971.jpg
入り口から一番近いところにあり、
まだ栽培面積を増やす予定も
あるとのことでした。

樹齢5年目とは思えないぐらい、
IMG_5966_20100927205658.jpg
樹勢が強く、
葉っぱも生い茂っていて、
葡萄の房も沢山なっていました。
聞くと、ケルナーやほかの品種に比べて、
蔓割れ病の被害は少ないそうです。
やはり昔からある品種は、
病気に強いのかもしれませんね^^

こちらの畑は、敏さん曰く、
息子の意見も取り入れつつ栽培しているとのことでした。
息子さんは否定していましたが、
新しく植えた品種ということもあり、
息子と協力して、
新しい考えも取り入れながら、
取り組んでいきたいという気持ちが、
伝わってきました^^

そんなピノ・ノワールの房は、
IMG_5967.jpg
房自体は小ぶりなのですが、
粒の数が沢山あり、
それがかなり密着しています。
聞くと、
こちらはサッポロワインさんが用意してくれた苗で、
ブルゴーニュなどで植えられている、
デジョン・クローンとのことです。
密着しているため病気や湿気に弱く、
日本向きではないといわれているデジョン・クローンですが、
弘津さんの畑では大きな病気などは、
発生しておらず、
元気に育っていました。

もちろんこちらの葡萄も、
IMG_5969.jpg
摘ませていただきました。
やはり酸がまだしっかりしていますが、
十分に甘さがあります。
皮ごと食べると渋みもあり、
やわらかいですが一番葡萄の味として、
ワインに近い感じがしました^^

最後にゲストが来たときに案内する、
レセプションルームにお邪魔させていただきました^^
中には、
IMG_5975.jpg
鹿の顔がかけられています^^
実は弘津さんは猟銃の免許を持っており、
季節になると、
仲間とともにエゾシカの猟に行くそうです。
ジビエとしても有名なエゾシカ、
「ぜひ冬に蝦夷しか料理と弘津さんのワインを合わせましょう!」
と中根さんとお願いしちゃいました^^
実現するといいなぁ♪

レセプションルームには、
新聞の切抜きなどもあり、
IMG_5972.jpg
「サッポロワイン プティ・グランポレール 北海道ケルナー辛口 2007」と、
「サッポロワイン グランポレール 北海道余市ケルナー登町収穫 2006」が、
ダブルで銀賞を受賞した記事なども、
貼られていました^^

弘津さんとお会いするのは、
今回で4度目なのですが、
畑でお会いするのは始めてで、
ゆっくり畑のお話を聞かせていただいたのも、
初めてでした。
とってもお茶目で楽しい方で、
前回ご紹介した木村さん同様、
隠し事なく、
どんなことでも気軽に答えてくださり、
そして新しくピノ・ノワールを栽培したりと、
とてもチャレンジ精神のある方でした。
最初にも書きましたが、
新しい考えにも柔軟に対応し、
息子さんとともに葡萄を育てていらっしゃる姿は、
本当に素敵でした。
全国的に後継者不足といわれているブドウ栽培ですが、
余市に関しては後継者が育ちつつあるのが、
なんとも頼もしく、
心強い感じがしました。

弘津さんは言います。
「うちの畑はいつでもオープンで、
どんな人にも見てもらいたい。
畑を知ってもらうともっとワインが好きになると思う。」
と。
ワイン好きにはなんともうれしい言葉ですよね。
私がワイン、特に道産ワインが好きなのは、
やはり畑やワイナリーが近くにあり、
栽培している方、
醸造している方にすぐに会えるからです。
ですので、弘津さんのようにおっしゃってくださるのは、
本当にうれしくありがたいですよね。
ただ、当然ですが、
弘津さんを始め栽培家さんにとって、
畑は職場であり唯一の収入源です。
お伺いするときには、
きちんとアポをとって、
迷惑のかからないように訪問したいですし、
読んでくださった皆様にもお願いしたいです。
どうぞよろしくお願いします。
 
弘津さんの忙しい中、
見学させていただき、
ありがとうございました!

次回は、今年道産赤ワインで初めて銀賞を受賞した、
あの栽培家さんの畑をご紹介します!
お楽しみに~!
プロフィール

よし

Author:よし
小樽在住で、
美味しいものが大好きです!
いろんなお店やお酒を
紹介していきたいと思いますので、
よろしくお願いしますー!

ブログの内容についてなど、
連絡したいときは、
下記のメールフォームから、
お願いしますorz

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